今世界に広まっているのが日本の「かわいい」文化。
そのルーツをたどっていくと、実は郷土岡山の画家 竹久夢二だと言う。

大正３年、東京日本橋に日本のファンシーショップ第１号とも
呼べる雑貨店が開店した。
これを開いたのが美人画家で知られる竹久夢二氏で
千代紙、便箋、装身具など「かわいい」ものを集めたと
開店の挨拶に書いていたとのこと。
並べたのは自分のオリジナル商品で、女学生や働く女性の
集まる名所になったらしい。

先月６月に東京ステーションギャラリーで開かれた「夢二繚乱」。
ポップな絵柄の本や婦人誌のモダンなイラストも展示され、
訪れた人たちから「かわいい」「すてき」との
声が多くあがったとのこと。

現在、岡山市のタカラ本社の近くにある夢二郷土美術館では
「KAWAIIのはじまり」展を開催中。
岡山は先日の西日本豪雨の影響で観光客が激減しているとのこと。
観光地で有名な倉敷美観地区もそうですが、
こちらのほうは全く被害もなかったので
夏休みを利用してぜひお越しになられてはいかがでしょうか。

http://yumeji-art-museum.com/