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2018.11.13
【ブログ】
メイドインジャパン・バイ・ジャパニーズ
業界紙の繊研新聞で今、「揺れる」と題し、
第1面で外国人技能実習制度に関する特集が組まれている。
最新の統計によると、現在実習生数はベトナムが最多で13万人、
次いで中国が7万人とのこと。いつの間にかベトナムが一番多くなっている様子。
記事によると、制度の適正化と実習生の保護を目的に、
一年前に技能実習法が強化されて以来、縫製工場がさらに激減しているとのこと。
要因は工場が受け取る工賃の低さと
それに起因する実習生への賃金の不払い問題。
実習生の目的が本来の技術の取得というより、賃金のほうに重きを置く限り、
なかなか問題解消への道は多難に思える。
タカラは創業以来これまで、
メイドインジャパン・バイ・ジャパニーズを貫いてきた。
そして、これからもものづくりにおいてはこの方針は揺るがないであろう。
その結果、多くの若い高度な技術者を育成、輩出し、
今も社内、社外問わずファッション業界で活躍している。
今年も来春卒業予定の、高度なものづくりを志す優秀な学生たちが全国から応募し、
当社のメイン工場のある小豆島、また本社の中の岡山工場に数多く内定している。
タカラは今年、創業70周年を迎えた。
これからも高い志しと、将来の目的を持った若者たちが集まって、
世界でも唯一無二の工場となるべく
さらに高みを目指していきたいと思う。