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2019.10.12
【ブログ】 ラグビーW杯での出来事

日本が快進撃を続ける世界的スポーツイベント「ラグビーWカップ」で

日本のお辞儀が海外選手に広まっている。

ことの起こりは、あのニュージーランド代表「オールブラックス」が

試合後にスタンドへ向かってしたお辞儀。

異例の振る舞いの理由をニュージーランドのキーラン・リード主将がこう明かしている。


「できるだけ日本の皆さんと繋がりたい。私たちを愛してくださっていた。今日も素晴らしかった。
オールブラックスのジャージを着てくださっていた方もたくさんいた。そういう思いには応えたいと思いました。」
試合前からオールブラックスのユニフォームに身を包んだファンが多数、列をなし
そして、まるでホームチームのようにオールブラックスに声援を送った。
日本からの愛は確かに届き、胸を打たれたようだ。

 

その後、イタリア対ナミビア戦でも試合終了後、両チームから観客に向けてお辞儀が行われた。
イタリアの主将セルジオ・パリセは試合後、日本式の挨拶を披露したことについて
目を輝かせながらこう説明した。
「お辞儀したのは、日本と日本のファンに対する感謝です。今日は途中から大雨が降ってきたのに
席を立つことなく80分間、試合を見続けてくれたファンに感激しました。」
ナミビアのヨハン・トロンプ選手も「日本に来て以来、本当に素晴らしいおもてなしをしてもらっている。
試合でも大きな声援を送ってもらえた。それに対して、僕たちもリスペクトを示したかったんだ。」と話していた。

 

日本の礼の文化「おもてなし」に加え、「お辞儀」の文化が世界に広まっていくとすれば
プレー以外にも素晴らしい成果を残す、日本が誇れる大会になるかもしれない。