テクノロジー

感性とテクノロジーの融合で
高感度な服づくりを。
想像と創造を備えた仕事

私たちが扱っている製品の多くは、素材への対応力によってその良し悪しが決まるといっても過言ではありません。
TAKARAはデータ解析による科学的な手法によりあらゆる特性を徹底的に研究しています。
素材の特性を知り尽くすことでデザインに生かし、作り手の表現力と可能性を大きく広げました。
単なるものづくりではなく感性が息づく仕事を。 それはテクノロジーとの融合で実現しています。

TIPS(TAKARA Intelligent Production System)
TIPS(TAKARA Intelligent Production System)

TIPSが目的としているのは完全裁断です。製造工程での生地の動きやでき上がり寸法を計算し、あらかじめマスターパターンに寸法の修正を加えます。また、でき上がってから生じる「ねじれ」「だれ」の変形量までも数値として修正を加えます。

KES(素材特性計測システム)
KES(素材特性計測システム)

生地の伸縮や風合い、動きやすさなど、素材の力学特性を科学的に測定できるシステムです。これにより、生地特性の解析作業を行っています。「ひっぱり」「せん断」「曲げ」の3つの力学特性を把握することで、生産にはいる前に素材による製品の欠点と原因を予測することができるのです。

工程別収縮テスト/プレス機
工程別収縮テスト/プレス機

生地に130℃の熱で圧力をかけたテストを行います。芯貼り、中間アイロン、仕上げプレスなどの加工熱やスチームにより生じる「縮み」「変形」などの素材変化の状態をチェックするものです。

スポンジングマシーン
スポンジングマシーン

織り、染色、整理などの各段階でストレスを持った原反を熱とスチームによってリラックスさせ、本来生地が持つ自然の状態や風合いに無理なく戻すことができます。原反の巻き始めと中央部分との伸縮の差、原反ごとの伸縮のばらつき、さらには生地を安定させることで加工時の縮みや変形を防ぐことが可能に。それにより、縫製後の型くずれやパッカリングを防ぎ、縫製の均一化を図ることができます。

EQUIPMENT

設備概要

CAD 7台
CAM 2台
KES 2セット
収縮試験機 1台
エイジングBOX 2台
スポンジング 1台
本縫ミシン 130台
ロックミシン 34台
5490上下送り 21台
エーブルステッチ 19台
両面かがり 12台
2本針 9台
ルイス裾まつり 9台
千鳥 7台
ハトメ穴 7台
メロー巻き 7台
電子間止め 6台
肩パット付け 5台
奥まつり 5台
3点千鳥 4台
ハンドステッチ 3台
アイロン台 57台
仕上げ台 5台
その他特殊ミシン 40台